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【最初に】
初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。
今回は、ポケモンSVのS9でレート2004に到達することが出来たので、記念に構築記事を書こうと思います。
拙い文章かとは思いますが、温かい目で見ていただけると嬉しいです。
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【使用構築と結果】
※若干ズレがありますね…
最高・最終レート:2004
最終順位:353位
TN:イミテイシア
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【構築経緯】
☑大好きなレジ系ポケモンのうちの2匹である
レジエレキとレジドラゴから出発
レギュレーションDにて、新たにレジエレキとレジドラゴが解禁されました。
この2匹が解禁され「この2匹と2000に乗りたい」と思い、構築を練ることにしました。
個人的な見解ですが、
レジエレキの強みは
①S種族値200という素早さによるストッパー性能。
②特性トランジスタによる高威力の電気技を打てる。
③ほぼ確実に上から行える補助技で味方をサポート。
レジドラゴの強みは
①特性りゅうのあぎとによる高威力の竜技を打てる。
②竜の舞による積みエース運用ができる。特性と相性が良く、強力な積みエースとなり得る。
③HP種族値200により耐久がある程度保証されている。
だと考えています。
①〜③の強みを活かす為、
レジエレキを物理耐久と素早さにある程度努力値を割いて居座れる対面を増やし、3ウェポンかつリフレクターの採用、火力の底上げとして磁石を持たせました。
このポケモンには、高速アタッカー、ストッパー、サイクルパーツ、補助技による味方のサポートを担ってもらうことにしました。
レジドラゴは、逆鱗とドラゴンエナジーという物理と特殊共に高威力のドラゴン技を覚えるので、フェアリータイプと鋼タイプ以外に大きな負荷をかけられることを期待しました。
その為、このポケモンには純粋な受け構築、ヒスイヌメルゴン+ヘイラッシャのような受け寄りサイクルの並びを崩してもらう役割と、竜の舞を採用し積みアタッカーとしての役割も担ってもらうことにしました。
レジエレキが苦手な地面タイプへの引き先となれて、蜻蛉返りによる対面操作と威嚇による耐久補助、そしてレジエレキとレジドラゴの攻撃の圏内に押し込む為のステルスロックを覚えるポケモンとして霊獣ランドロスを。
レジドラゴが苦手な氷タイプとフェアリータイプへの打点を持ち、氷タイプとフェアリータイプを始めとする様々なタイプへのクッションとなれて、レジエレキと霊獣ランドロスと併せてとんボルチェンができるハッサムを採用しました。
☑瞬間火力が出せる高速アタッカーとして拘り眼鏡ハバタクカミを採用。
ここまででカイリューに対してまだ不安が残っていた為、ドラゴン技と神速を無効にでき、霊獣ランドロスやハッサムの蜻蛉返りから繰り出すアタッカーとして拘り眼鏡を持たせたハバタクカミを採用しました。
削れたカイリューをフェアリーテラス+拘り眼鏡ムーンフォースで落とすことができる火力と、フェアリータイプとゴーストタイプの広い技範囲が魅力です。
こちらがステルスロックを撒かれてしまうと、レジドラゴのドラゴンエナジーの火力が低下してしまう為、相手のステルスロック要員に対して有利に立ち回れる、水打点のあるポケモンとして連撃ウーラオスを採用し、構築が完成しました。
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【個体紹介】
①レジエレキ
性格:臆病
テラスタイプ:氷
持ち物:磁石
技構成:
10万ボルト:メインウェポン。
ボルトチェンジ:高威力の対面操作技。
テラバースト:地面タイプへの打点獲得。
リフレクター:味方のサポート。パオジアンやカイリューからの負担を和らげる。
努力値:H44-B108-C212-D4-S148
実数値:H161-×-B84-C147-D71-S261
調整意図
S:雨下の準速イダイトウ抜き(高速移動型も同様)
(雨下の準速イダイトウが260、+1最速106族が259)
HB:
・陽気パオジアンの氷柱落としを確定耐え。
・意地パオジアンの氷柱落とし+不意打ちをリフレクター込みで確定耐え。
・意地パオジアンの噛み砕くを最高乱数以外耐える。
・意地カイリューのテラス神速をステロ込みで耐え。
・意地鉢巻一撃ウーラオスの不意打ちを75%で耐える。
・雨下意地イダイトウ♂の神秘の雫テラスアクジェをステロ込みで確定耐え。
・雨下意地イダイトウ♂の珠テラスアクジェを確定耐え。
・適応力意地イダイトウ♂の鉢巻テラスアクジェをステロ込みで確定耐え。
C:
・ボルチェン+10万ボルトでH4ハバタクカミを確定。
・火傷ダメ×2+A4振り霊獣ランドの地震+氷テラバーストでH252D4振りガチグマを確定。
・H155霊獣ボルトロスに対して氷テラバーストが25%なので倒すにはステロを撒く必要がある。
双子の巨人その1。とても可愛い。
前述の①〜③を実現すべく、耐久調整と補助技搭載、タイプ強化アイテムを持たせてアタッカー・ストッパー・サポートを任せました。
今作で特性トランジスタの倍率が下がってしまったものの、前作と変わらず威力の高いボルトチェンジで相手に負荷をかける動きはとても強かったです。
物理耐久は初手に出されやすいパオジアンを意識しています。火力と素早さも落としたくなかったので、相手の持ち物によっては不利になってしまいますが、基本はリフレクターからボルトチェンジで味方に繋ぐ形になります。
素早さ調整のS+2状態の準速イダイトウ抜きは、雨パに全敗していたので施した調整でしたが、終盤に襷の高速移動イダイトウが増え始めていたので有効に働くことが多かったです。
陽気の個体は切っていました。
(努力値調整初心者なので、もっと効率の良い振り方があればこそっと教えてください。)
テラスタイプは地面タイプや霊獣ボルトロス、削れた草タイプへの打点となる”氷”を採用しました。
②レジドラゴ
性格:せっかち
テラスタイプ:鋼
持ち物:竜の牙
技構成:
竜の舞:積みエースとして運用する際に使用。
逆鱗:物理メインウェポン。
テラバースト:フェアリータイプへの打点獲得。
ドラゴンエナジー:特殊メインウェポン。やばい
努力値:A4-C252-S252
実数値:H275-A121-B63-C152-D70-S145
調整意図:CS振り切り
双子の巨人その2。とても可愛い。
このポケモンには受けループやヒスイヌメルゴン+ヘイラッシャのような受け寄りサイクルの崩しを任せました。
特殊受けに対しては逆鱗で、物理受けに対してはドラゴンエナジーで崩していきます。
ここで気を付けないといけないのが相手の受け構築に必ずいると言っても過言ではないフェアリーテラスの存在です。
無闇にドラゴン技を打ってしまうと無効化されて返り討ちに遭ってしまう為、一度引いてテラスを確認して対処するように心がけていました。
テラスタイプはフェアリーポケモン、フェアリーテラスに対応するために”鋼”を採用しました。
テラバーストですが、C振りなので素の状態では特殊鋼テラバーストになりますが、竜の舞を積むことで物理テラバーストに変換することが出来ます。
2パターンのテラバーストを用意することで、ヒスイヌメルゴン+ヘイラッシャのようなどちらがフェアリーテラスでもおかしくない並びにも対応できるようにしました。
Cに振っている分Aは4振りとなりますが、竜の舞で補えるので特に気になりませんでした。
最大威力時のドラゴンエナジーは本当に強力で、遅いウーラオスを一撃で落としたり、H振りのみのアーマーガアを2発で落とすなど、様々なポケモンに想定外のダメージを与えることができました。
性格を無邪気ではなくせっかちにしている理由ですが、せっかちにするとC187ハバタクカミのシャドーボールを2耐えできる乱数がやや有利になる為、レジドラゴでテラスタルを切った際にブーストエナジーのハバタクカミに対して立ち回りやすくなります。
③霊獣ランドロス
性格:慎重
テラスタイプ:水
持ち物:オボンのみ
技構成:
ステルスロック:味方の攻撃圏内に入れる為に。
地震:安定の一致技。
岩石封じ:ブーストしたパラドックスポケモンやカイリュー意識。
蜻蛉返り:対面操作技。
努力値:H252-A4-B4-D236-S12
実数値:H196-A166-B111-×-D143-S113
調整意図:
HD:臆病眼鏡ハバタクカミのムンフォをオボン込みで高乱数2耐え。
HB:
・意地カイリューのA+2テラス神速を最高乱数意外耐え（目安）。
・陽気ガブリアスの鉢巻逆鱗を最高乱数以外耐え。
S:岩石封じ1回で最速霊獣ボルトロス抜き。
クッション枠その1のHDベースの霊獣ランドロス。
主にステルスロックを撒きながらとんボルチェンでサイクルを回したり、ハバタクカミやサーフゴー、ヒードラン等に対するクッションとして使用しました。
レジエレキを使う上で重要な地面の一貫切りの役割も担っています。
臆病眼鏡ハバタクカミのムーンフォースが5割強入るので、霊獣ランドロスでハバタクカミの型の判別をしてから処理方法を決めるようにしていました。
威嚇によるAダウンもとても優秀で、物理特殊共に受けられる優秀なポケモンでした。
テラスタイプはパオジアンの氷柱落としや、連撃ウーラオスの水流連打を半減できる”水”を採用しました。
選出率は圧倒的1位です。
④ハッサム
性格:意地っ張り
テラスタイプ:悪
持ち物:フィラのみ
技構成:
剣の舞:スイーパーの動きにシフトできる。
バレットパンチ:フェアリー、氷打点。
蜻蛉返り:対面操作技。
泥棒:サーフゴー意識。
努力値:H252-A28-B204-D20
実数値:H177-A169-B146-×-D103-S84(S個体値29)
調整意図:
HB:特化珠ミミッキュのA+2テラスシャドークローを確定耐え。
HD:特化サーフゴーのシャドーボールでオボン確定発動。
A:無降りミミッキュ確定。
S:ミラー、ブラッキー抜かれ。
https://masterduel-deck-lab.com/mega-solar-beam.com/?p=6
努力値調整は、尊敬するぴちさんの調整を拝借しました。本人には転載許可取得済みです。
努力値はこの振り方だと合計504となり4余ってしまいますが、素早さを抜かれ調整にしている関係上、敢えて振らないようにしているそうです。素敵。
クッション枠その2のHBベースのハッサムで、主にレジエレキ・霊獣ランドロスと併せてとんボルチェンでサイクルを回したり、レジドラゴが苦手なポケモンへのクッションとして使用しました。
クッションとなりながら、状況に応じて剣舞バレットによるスイーパーにシフトする動きができるのも強力だと感じています。
本来運用するのであれば、持ち物はオボンのみが望ましいですが、霊獣ランドロスにどうしてもオボンのみを持たせたかったので、同じく回復できるフィラのみを持たせました。
土壇場で回復して便利な場面も多かったですが、やはりオボンのみが理想だと感じます。
テラスタイプは泥棒の威力アップ、シャドーボール半減、アシストパワーが無効になる”悪”を採用しました。
⑤ハバタクカミ
性格:臆病
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:拘り眼鏡
技構成:
ムーンフォース:メインウェポン1。
シャドーボール:メインウェポン2。
滅びの歌:ギミック流し。
努力値:H4-C252-S252
実数値:H131-×-B75-C187-D155-S205
調整意図:CS振り切り
カイリュー対策・瞬間火力が出せる高速アタッカーとして採用しました。
最初はブーストエナジーを持たせた耐久振り瞑想身代わり2ウェポン型で使用していましたが、カイリューを落としきれないこと、ブーストしてもミラーでほとんど負けたことが気になり、削れたカイリューを落とせるようにフェアリーテラスの拘り眼鏡型に変更しました。
初手から出したり、蜻蛉返りから安全に着地させたりと色んな人出し方をしました。初手に来るハバタクカミは襷やチョッキも存在する為、初手から相手の想定外の負荷をかけられる眼鏡型はとても強力に感じました。
ブーストしたミラーに対しては、HD霊獣ランドロスに引いて岩石封じで素早さを下げ、蜻蛉返りでハバタクカミを着地させて処理するようにしていました。
(ハバタクカミ以外でも処理することもありました。)
技構成ですが、ギミックパに何度かこてんぱんにされたので滅びの歌を。マジカルフレイムの枠は最初は構築単位で重たいウルガモス意識でパワージェムを採用していましたが、中盤〜終盤にかけてジバコイルが増え始めた為マジカルフレイムに変更しました。
テラスタイプはムーンフォースの威力を大きく強化できる”フェアリー”を採用しました。
⑥連撃ウーラオス
性格:陽気
テラスタイプ:鋼
持ち物:パンチグローブ
技構成:
水流連打:メインウェポン
雷パンチ:対連撃ウーラオスミラーや水テラス意識
冷凍パンチ:対カイリュー意識
アクアジェット:対面性能が向上する一致先制技。
努力値:A252-B4-S252
実数値:H175-A182-B121-×-D80-S163
調整意図:AS振り切り
普通のパンチグローブ連撃ウーラオスです。
ステルスロックを撒いてくるポケモンの筆頭であるディンルーとカイリューの並びに対して初手に出しました。
連撃ウーラオスミラーやミミッキュにSで負けるのを嫌って最速で運用しました。素早さ勝負はほとんど制することが出来ましたが、陽気にしたことにより後投げしてきたHBサーフゴーを水流連打2回で落としきれないことも多かったので、一長一短です。
技構成ですが、鋼ポケモンへの打点として最後までインファイトの採用を検討していましたが、今回は相手の連撃ウーラオスや相手の水テラスにも対応できる雷パンチを最後まで使い続けました。
テラスタイプはフェアリー技やフリーズドライ、カイリューの飛行テラスと神速を半減できる”鋼”で採用しました。
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【きつかったポケモン】
・キノガッサを始めとする胞子や粉
誰も耐性がなかったので、一番苦しかったです。
キノガッサ単体も重たかったです。
次回構築を練るなら状態異常に強いサーフゴーあたりを組み込みたいですね。
・どくびし展開とキョジオーン(単体でも苦しい)
、
どくびし展開も苦しかったです。
特にキョジオーンのしおづけは、身代わり持ちのハバタクカミから変更して以来対策を切っていたので、レジドラゴのドラゴンエナジーで無理矢理削っていました。頭にハート生やすな。
・テツノカイナ
霊獣ランドロスとハバタクカミで無理矢理削って頑張って倒していました。
一度だけレジドラゴに後投げされましたが、ADチョッキでも最大ドラゴンエナジーで確定2発で持っていくことができます。レアケースなのでしっかりした対策を考えたいです。
・イーユイ
レジエレキでボルトチェンジ+10万ボルトで処理するか、霊獣ランドロスを対面させて地震で処理するようにしていました。
眼鏡イーユイはHD振りの霊獣ランドロスでも落とされてしまうので、辛い相手でした。
組み始めから重たかったポケモン。
ハバタクカミからパワージェムを抜いてさらに重たくなってしまいました。
霊獣ランドロスで水テラスを誘発させてから、レジエレキで倒すルートを取っていましたが、安定した処理ではなかったので終始頭を悩ませていました。
あと、あまり当たらなかったのですが、サイコファングを所持したパオジアンもきついですね。
振り返るとメジャーなポケモンが多いので、対策できる部分はしっかりとしていきたいです。
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【選出】
+ 
+ 
基本の選出です。
とんボルチェンでサイクルを回しながらステルスロックを展開し、状況に応じてレジエレキを通すか、ハッサムを通すかを考えます。
+ 
+ 
所謂BIG6？と呼ばれているディンルーカイリューサーフゴーハバタクカミウーラオスパオジアンのような並びに対しての選出です。
ウーラオスでディンルーを疲弊させつつ霊獣ランドロスでステルスロックを展開し、ハバタクカミを通すことを目指します。
・レジドラゴ+霊獣ランドロス+@
+ 
+@1
受け構築や受けサイクルに対しての選出です。
受けループには@1にはレジエレキかハバタクカミを。
ヒスイヌメルゴン+ヘイラッシャにはレジエレキか連撃ウーラオスを。
ジバコイル+ヘイラッシャにはハバタクカミを選出することが多かったです。
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【最後に】
ここまでご覧いただきありがとうございました。
僕はレジ系ポケモンが大好きなので、レジエレキとレジドラゴの2匹とレート2000を達成できて本当に嬉しいです。
レジ系は尖った性能をしていますが、orasから剣盾でもレジ系のうち1匹を入れてレート2000以上を達成している方もいるので、戦えるポケモン達だと思います。DLCで他のレジ系も解禁されると嬉しいですね。
ちょっと気持ち悪い自分語りになるんですが、実は最終日の3日前に300位から19000位まで落ちてしまってほぼほぼ諦めていたのですが、嬉しいことにこんな自分を応援してくれるフォロワーさんがいたので、諦めず潜り続けて、無事2000に到達することが出来ました。
USUMで人生で初めてレート2000を達成した時と全く同じ状況だったので、自分らしいなぁと感じました…
最後に改めて、ここまでご覧いただき本当にありがとうございました。
「ここのこのポケモンに対する動き、こうした方が良いぞ」等ありましたら、是非教えていただけると嬉しいです。
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【Special Thanks】
・ずっと相談に乗ってくれたぴちさん、フロイトさん、アニリンさん。
・おでんさん
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【Special No Thanks】
・ディンルー
・テツノツツミ
・パオジアン
おわり
